カネショウのりんご酢と白神微生物の出逢い

1993年(平成5年)に日本初の世界自然遺産に登録させた「白神山地」

 

文明の影響を受けず今日まで残された青森県と秋田県の県境に位置する世界最大級のブナの原生林の世界。

 

人の手に触れられることがなかったその原生林には限りない可能性が秘められています。

 


 

地球上の物質循環の主役である微生物は、自然豊かな白神山地においてもその環境の維持に大きな役割を果たしています。

 

2011年、微生物の生態や利用に関する研究を行っている弘前大学農学生命学部環境微生物学研究室の殿内暁夫教授が中心となり、白神山地から採取される微生物の産業活用研究が開始されました。

 

白神山地の土壌、落葉、樹木の葉や幹から様々な微生物が採取され、このうちブナ、ミズナラ、コシアブラ、オノエヤナギから分離された5つの菌株が実用化されました。

 


 

カネショウのりんご酢は、青森県で初めてこの「白神酵母」を利用し実用化に成功した製品です。

 

りんご酢に使用された酵母はミズナラの樹皮から採取し分離された「弘大白神酵母№65」。この酵母がもたらすアルコール発酵は、口当たり良く爽やかでクリアな味わいを表現します。

 


 

そして、白神山地の世界自然遺産登録から25周年を迎える2018年。カネショウは「白神微生物」を活用し、津軽のりんごを基に、全ての発酵過程を「白神微生物」で行う。まさに津軽の恵みを一身に受けたりんご酢の誕生を目指し、新たな可能性に挑戦しています。